生き物の定義が最近変わってきています。
石が生き物でない、と証明することは難しい。
岐阜で地下600mにウランを食べ硫酸を呼吸する生き物が発見されたのはここ最近。
さて、
「人の身体をどこからどこと定義するのか?」
・有機体としてみるなら肌まで。。。
・エネルギー体としてみるなら、仮に熱エネルギーとすれば肌を越えて熱は数㎝先まで拡がるだろう
この考えを、現場での経験の話としてします。
目を閉じて施術をすると、「数㎝先にお客様の身体がある、あ、イメージ通り触れた。」ということはよくあるし。
実際に起式(風門開けるまで、PP1とも言う)の際はぼくは眼で施術をしない。
☆つまり、有機体に対しての施術、とエネルギー体としての施術では感覚が違う氣がする。
もちろん、施術の方向性でぼくは使い分けている、慣れてきたら誰でもできるので試しにやってみると楽しいと思います。
受けるのも大事です。
自分の掌を有機体とみるか、熱エネルギー体とみるか、それだけでタッチの質は変わる。
お客様の身体をみるときも、解剖生理学を参考に、
「どの臓器が体温の何%を造り出しているのか?」
「コアマッスルがどの程度温度を造っているのか?」
「熱源は砂糖(ブドウ糖)なのか脂肪なのか、炭水化物なのか?」
「なぜ体温の差が1つの身体のなかに生まれるのか?」
疑問が山ほど沸いてくる。
ここでヒントをくれるのが先に出した解剖生理学なので、そんな角度から解剖生理学を読んでみると「なるほど~✴」となったりする。
人に教わって解った氣になってはいけないと思う、それは、その人の言葉を借りてるだけ、自分の言葉ではないものは表現になりにくい、あくまでもヒント。
【掌感覚】練習法
①掌をおもっきしひらく、こんな開いたことないってくらい、イッキに力を抜いて太もも内側など皮膚の薄いところにかざす、温度を感じる、何㎝放れてまで温度を感じるか?
②それを自分の全身にかざすようにして、どの箇所がどんな感じなのか【掌感覚を受けとる】
お客様の身体の状態を受けとることに繋がります
【points】
・掌の力を極限まで抜く、指先も含めすべて力が抜けていることで包むような形になる
現場では
・お客様身体に触れ圧は腕ではなく、身体から生み出します、(流派ごとにちがいますが掌の力を抜いてというところはほぼ同じなはず、手根圧しではない)
・掌下で【氣・血・水】と温度の変化、違いを感じとる、受けとる、
よく言う、エゴの施術では感じとることは難しいと思います。
※このタッチは触診や自律神経アプローチ、ウォームアップ、クールダウンでぼくは使いますが、流派ごとに考えは違うと思います。
すべて理合が在るはずなので習った先生に確認を取って貰うことが大事だと思います。
ぼくはこの※の内容で施術の方向性を決めることがあるので、大事にしています。
【次回はリクエストがあれば】