【ZOEのセミナー】


ZOEのセミナーやワークショップを振り返ってみると、
「基本❗」と口では言いながら、
伝えていることは基本アプローチとはずれていることを再認識した。
「主題」といわれる「主訴」に対する介入。

タイ古式の基本アプローチでも、数十の症状に対応できるとタイ政府は言っている。
友人の国家資格者も脱帽する内容、
いわく、「完璧」。

そういった論文も結構見た。

では、その先はないのか?

と言えば、「在る」のだ。

タイの治療院で行われるマッサージは「基本アプローチ」ではなく「基本概念」を踏襲している。
基本アプローチではないのだ。

なぜ、ZOEでは「基本❗」と言いながら、違うことを基本概念としてセミナーで伝えるのか?

「プロなら【基本アプローチ】ができている」という考えが根底に在る、
お客様からしたら当然だと思う。

「基本アプローチ」はスクールや練習会。

セミナー、ワークショップでは、
そこに在る主題に基本概念で向き合う。
ZOEでは、基本概念が理解できるなら手技を限定しない。

セラピストごとの、
体型、癖、他の療法のバックボーンをそのまま応用できれば、
もっと言えば、
主題に沿った効果が出るならどんなアプローチも最適解になる。
そこには基本概念、
つまり原理原則しかない。

そもそも
ぼくは手技にあまり興味がない。

限られた時間で、
最大限の効果と最適解を求める、

結果、病院や治療院でどうにもならなかったお客様が満足される。
病院や治療院では自費治療以外の保険適用であれば疎かにせざる得ないところ。

プロがさらに先に進むための時間。

全ての手技療法は表現が出来れば最高のものになるはず。
どれも素晴らしい。

その可能性を目の前で伝えることが、
ZOEのセミナーで、

ひたすらに基本アプローチを繰り返し、其の意味を体感する場が練習会。

基本アプローチで起こってくる生命の動きの原理原則を學ぶのがスクール。

とはいえ、
セラピストがどの段階であれ「氣付き」は
セミナーでも、
練習会でも、
スクールでも得られる。